禁酒だけではない脂肪肝の食事療法

更新日時:2017-03-22 06:39:24

脂肪肝 食事療法

お酒を飲まない方も、肝臓の健康には気を付けなければならないようです

肝機能の軽度異常が続き心配 油断できない脂肪肝、食事療法を

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治療の基本は生活習慣の改善であり、食事・運動療法を行うなどして標準体重を目標に体重をコントロールし、糖尿病などの生活習慣病の治療により改善が期待できます。しかし、努力しても変化がない場合、一度肝臓専門医に受診し、他の ...

脂肪肝というと、どうしてもお酒の飲みすぎというイメージがあります。実際に、脂肪肝の原因はアルコールと肥満がかなりの割合を占めているのは事実です。しかし「お酒をほとんど飲まないから大丈夫」と考えていると、思わぬ罠があるようです。「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)」は、メタボリックシンドロームの一種であるといえるでしょう。そう考えると、お酒を飲まなくても脂肪肝になるというのが身近な話に思えてきますよね。脂肪肝はアルコール摂取に関係なく、身近に起こり得る疾患です。しかも自覚症状がほとんどなく、健康診断で初めて発覚するケースも多々存在します。健康診断などを受ける環境にいない方も、自分が脂肪肝になっていないか気を付けておいた方が良いかもしれません。

脂肪肝の食事療法で重要なこととは?

ニュース記事でも触れられていましたが、脂肪肝を改善することでj食うようなのは、単純な食事療法だけに頼らない、適度な運動なども含めた生活習慣の改善です。アルコールによる肝臓の負担に効くとされているウコンなども、実はきちんと効果を証明されているわけではありません。「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)」やウィルス性の肝炎を発症している場合、むしろウコンに含まれる鉄分によって鉄過剰となり、かえって肝臓に負担を強いることになります。安易にサプリメントや健康食品に頼ることなく、適切な食事と運動を心がけるのが、脂肪肝改善への近道です。もちろん、アルコールが原因の場合はきちんと控えるようにしましょう。少なくとも週に2日は休肝日が必要です。

脂肪肝に痩せるための食事療法は無意味?

脂肪肝は肥満が原因となりますので、単純にダイエットをすればいいように思います。しかしここで、ビタミンやミネラルに偏った食事をとるのは問題です。極端な菜食をすれば確かに痩せるかもしれませんが、脂肪肝に関して言えば逆効果になります。女性の間で流行っている生ジュースによるファスティングなどのプチ断食は、かえって脂肪肝を悪化させてしまうかもしれません。

しかし、ダイエットが全く無意味なわけでもありません。糖質・脂質を減らすことは、脂肪肝改善には重要です。ビタミン・ミネラルも豊富に必要になります。意外に忘れがちなのがたんぱく質です。ダイエット中でもたんぱく質は重要になります。肉・魚などもきちんと食べましょう。全体の量を減らし、品目を多く食べるのがポイントです。糖質や脂質の多いパンや果物は避けましょう。

また、運動を組み合わせることも重要になりますが、激しい運動をしてしまうと、体に負担をかけてしまいます。しかも、肝臓にたまった中性脂肪は、急激な運動をしてもなかなか消費はされません。ゆっくりと時間をかけて、無理のない有酸素運動を行うことで、中性脂肪を効率よく消費することができます。少なくとも週に3日以上、1回30分程度の運動を生活に取り入れましょう。筋肉は肝臓が弱った時に、肝臓の代わりに代謝を助ける機能があるため、運動不足に陥らないように注意が必要です。

脂肪肝の食事療法に取り入れたい食材

脂肪肝を改善するには、現代の日本人には不足しがちな魚類、食物繊維をたくさん摂取することです。特にイワシやアジなどの青魚に多く含まれるオメガ3不飽和脂肪酸は、人体ではほとんど生成することができない必須脂肪酸です。EPA・DHAは血中中性脂肪の数値を下げる効果が高いということで、近年注目を集めています。塩分はむくみの原因となるために控えましょう。

ビタミン類では、特に抗酸化作用の強いビタミンA・C・Eを摂取しましょう。肝臓で発生しやすい活性酸素を除去してくれる効果があります。ビタミンAはレバーに、ビタミンCは緑黄色野菜に、ビタミンEはゴマやナッツに多く含まれます。野菜やナッツには食物繊維も大量に含まれているので、一石二鳥ですね。また、緑茶に含まれるカテキンにも活性酸素除去の効果がありますので、お食事と合わせて飲むと良いでしょう。

食べる順番にも気を付ける必要があります。野菜⇒主菜(肉・魚などのたんぱく質)⇒主食(炭水化物)の順で食べることで、急激な血中血糖値の上昇を防ぐことができます。糖尿病の予防にも有効です。1食だけのドカ食いなどを改め、3食の食べる量を一定に保つことで、肝臓の負担を軽減することができます。特に夕飯を多めに食べてしまうと、寝ている間に肝臓に中性脂肪がたまりやすくなってしまいますので、注意が必要です。

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